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なぜ、痛みやコリが取れないの?

肩がこったら肩にトラブルがある、とは限りません。腰が痛いから腰にトラブルがある、とは限りません。

数多くの患者さんを診てきて、「痛みの原因は、痛みがあるところにはない」事が多いのに気づきました。

特に「どこに行っても治らない」という方は、その傾向が強いようです。


よく、「古傷がうずく」といいます。腰痛の原因を探っていたら、学生時代の捻挫で重心軸がずれていたのが元だった。
外反母趾はハイヒールのせいかと思ったら、股関節のズレだった。
五十肩は膝を痛めたのが元だった。

などなど、原因が「離れた古傷」にあった例は、挙げていけばきりがありません。
座り仕事が多い現代人は前かがみでいることが多く、姿勢が悪いせいでさまざまな症状を引き起こすことも多いようです。


姿勢が悪いと体という水風船もつぶれます。つぶれていびつになった風船の中を通るホースは、軽く踏まれたような状態になります。ホースが踏まれるとそこから先は流れが悪くなり、つぶれた水風船の中は流れが悪くなります。

そして徐々に体全体の水風船の中の流れがよどんできます。流れが全身的によどんで、たまたまパソコンを長く見ていて肩がこったとしたら、その肩の部分だけマッサージするのは、木を見て森を見ない状態です。

そんな時は、水風船の中のホース、つまり体液の流れを先に改善した方が、早くからだが楽になります。刃が多くの方はこの事実を知りません。説明してもなかなかわかりません。

なぜなら「身体は各部分が独立しているわけでわなく全体で1つ」という意識がないからです。ですから、膝が痛いから膝に湿布を貼ったり薬を塗ったりします。肩こりだからと肩ばかり揉んでいます。腰が痛いからと腰ばかり指圧しています。

ハサミを例にとって説明します。ハサミを落としてねじが緩んだのに、そのまま使っていたらバランスが崩れて、片側の刃がすり減り、まっすぐ切れなくなったとします。

この場合きれなくなったからといって、歯をいくら研いでも駄目ですよね。
ネジを締め直す必要があります。身体だって同じです。捻挫➡膝の痛み➡腰痛➡肩こりと来ていたら、そもそも捻挫を治せば全部が改善されるはずです

身体は全体で一つ。捻挫でバランスが崩れると、水風船がいびつになります。
いびつになると体液循環が悪くなります。だから、バランスが崩れるような生活や運動をした場合は、水風船のいびつさを自分で治すセルフケアが必要になるわけです。






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